@JAM 2015 Zepp DiverCity

この日は少し不思議な日だった。とても良く晴れたイベント日和。何故か有明のゆりかもめ沿線のイベント会場にアニメイベントが三つも集中していた。それも、全てが「７」に関係のあるものだったり。この＠ＪＡＭは７組のアイドルグループが参戦するアニソンフェス。他の二つは「トリニティセブン」と「ナナシス」とか。不思議な偶然だ。
折角なので、ライブが始まる前に、他の二つの会場にいってグッズを購入しつつ雰囲気を覗いてみる。「トリニティ」についてはある程度想定どおりだったけれども、「ナナシス」については想像以上の盛況ぶりで、かなり驚いた。出演者はまだ名の通ってない声優も多いと思うのだけれども、集まっているファンの年齢層もかなり若く、既に勢いのある声優を中心に新たな潮流を作っていきそうな熱気にあふれていた。
なんだかアイマスの初期の頃を思い出したり。こうやって世代が移り変わっていくのかねぇ、と感傷に浸ってしまったｗ。
ライブが始まる前に色々感じるモノがあったのだけれども、何はともあれ＠ＪＡＭ。基本はアイドル系らしいけれどもアニソンモードではしっかり気になるところを抑えてくれるフェスとして、中々無視出来ないイベントだ。
まず、私の中では「ヤマノススメ」のお姉さん「鳴海杏子」、この日別の場所でＣＤ発売イベをしているころあずの旦那であるところの「 Machico」、最近かなり期待が高まっている「みみめめMIMI」のタカオユキと、ソロは三人とも親近感がある。
アイドルクロニクルのH.Y.Rは初見だけれど、昨今のアイドルコンテンツバブルの波に乗れるかどうか見てみたかった存在。M・A・O、五十嵐裕美、遠藤ゆりかと、スペック高そうな三人が揃っていて、今後の展開が気になる。
i☆RisやStylipSは、もうこの手のフェスでは馴染ｗ。出て来てくれないと何故居ないの？と疑問に思ってしまうくらいの存在だろう。まほちゆの欠席が残念だったが、それでも大いに楽しませてくれる。i☆Risがプリパラオンリーで来てくれなかったのが少し残念だったかな。
そして、この日最大のお目当てはAIKATSU☆STARS！。いや、実際には彼女達だけ声優では無くて、普段声優アーティスト至上主義を明言している私ならば優先順位を下げるべきなのだろうけれども、彼女達のパフォーマンスだけは別。アイカツの作品世界を現実に顕現させてくれる存在として、毎週のように生まれる新たな楽曲、新しいアイカツシステムの映像世界を、この現実のライブステージで堪能させてもらった。
それにしても、このライブ会場の中ですらアイドルコンテンツを背負ったユニットが三つ(声優個人としたらさらに倍)も集結している訳で、昨今のアイドルコンテンツバブルはかなりの過熱状況と言えるだろう。そんなアニメ声優業界全体のムーブメントにおける、正に中心地となったイベントと言えるかもしれない。…実際にはこの隣のナナシスこそがその中心を受け継ぐ場所に成って居たのかもしれないがw。
そんな業界全体の空気の流れを感じられるイベントに参加してその気配を感じることこそ、実はこういったイベント巡りという趣味の最大の愉しみだと思っている。

Lovely Party Collection/チュチュ・バレリーナ

Joyful Dance