『トリニティセブン』スペシャルイベント「魔道祭」 豊洲PIT

トリニティセブンは正当な萌え作品だ。萌えオタの好きな要素をゴマンと取り入れている。魔法学園で、ナンバリングされた少女たちを攻略してハーレムを作っていく。魔法が暴走したら女の子が裸になったり、魔法と言いつつ最強忍者が居たり。ある意味、萌えハーレム系作品の最大コンテンツだった「ネギま」の正統後継作と言っても良いだろう。
声優も豪華。柚姉からあやねるまで、声優としての能力はもちろん、イベントを盛り上げることにかけてもかなりの実力者が揃っている。正に、萌え系コンテンツとしては注目すべき作品であり、イベントでもあるというもの。実際にはトリニティセブンの一人内田彩がとあるアイドル興行のため不在だったのだけれども、その分は双子の片割れ役の須崎綾がその穴を充分埋めていてくれてた。
この日は、昼夜の二回公演であり、その夜公演に参加したのだけれども、実際には昼公演にこそ参加すべきだったかもしれない。というのも、この手のイベントにおいて、イベント上のキャストの絡み、特に認識の浅いであろう世代の離れたキャスト同志の絡みが見どころだとおもうのだけれども、その最初の絡みとして、昼公演で色々あったらしい。主に、りえしょん絡みでw。
ビビットの時から認識しているのだけれども、りえしょんとその相方であるところのあやねるの若手二人組は、アニメイベントにおける最終兵器的な強さがある。りえしょんはあらゆる空気を壊すクラッシャーとして、あやねるは全ての空気を支配するようなマスターとして。
イベントクラッシャーとしては、実は柚姐も認知されていると思うのだけれども、少なくとも夜の部では「もう後は若い者にお任せして」みたいな雰囲気が漂っていた。…一体昼の部で何があったんだw。その脇に控えるてへぺろひよっちも同様w。
そうなるともうりえしょんの独壇場で、思う存分舞台を引っ掻き回していて、それを相方のあやねるが上手い具合に取りまとめるみたいな感じになっていた。後は、一人マイペースにクオリティの高いトークを繰り出す奈央坊とか、勢いは有るけど滑りまくるすわちゃんとか、あやねると結託して結構過激な事をいいだす洲崎とか、そんな中の中心でひとりふわふわしているはらみーとか。そして結局弄られまくる松岡君w。
アニメイベントのトークにおいて、りえしょんや洲崎を取りなす役に回るあやねるは強いと思うのだけれども、その二人が揃ったこのイベントでは、あやねるは正に最強の存在だったw。
また、有難いことにキャラソンライブも充実。実際のところ、この日の目的としては柚姐の歌声を聴くというものがあった。何と言ってもあのシスプリ鞠絵の彼女の歌声を聴く機会は貴重だ。他にも、エンディングとして使用された楽曲を歌ってくれて大満足。原作者や監督も交えた劇版演奏も聴き応えがあった。
トークも生ドラマもライブも充実した正に正統派のアニメイベントだった。こういうコンテンツが長く続くと良いのだけれどもなあ。

http://www.animate.tv/news/details.php?id=1433127243