Wake Up, Girls! 2nd Live Tour 〜行ったり来たりしてごめんね!〜 舞浜アンフィシアター

WUGのライブにはいま一つ機会が合わず参加出来ていなかった。チケ持っているのに予定が入って開演後数曲で会場を後にするとか、もう縁が無いとしか思えないレベル。ここでやっとしっかりとしたライブに参加出来た。
彼女達はアニメ由来の声優アイドルユニットだ。だからこそ出来る事はやはりアニメとしっかりとリンクすること。アンフィシアターの特殊な形状のステージも効果的だっただろう。ライトなどの舞台演出としっかりと作り込まれたスクリーンの映像と彼女達のアイドルとしてのパフォーマンスが見事に組み合わさり、アニメの世界観にそった実に魅力的なステージを作っていた。
しかし、それだけに残念なのが、私自身がアニメ作品であるところのWUGに対する評価が高く無い事。サクセスストーリーであるところの面白さはあるものの、アイドルというものに対する認識自体が違う感じ。この作品自体がアイドル業界のカリカチュアライズがあるはずで、つまりは空想があるはず。その空想部分が偽悪的で魅力を感じない。もちろん汚い部分はどの業界にもあるだろうけれども、あればより深刻だろうし、理想のような部分もあるべきだと思う。つまりは作品の品性が下品に感じるんだよなあ。
基本アニオタである自身を認識してしまうと、その部分から醒めてしまうジレンマがWUGには付きまとう。それと声優ユニットであるWUGとは別だと思いたいのだけれども。
ユニットWUGのパフォーマンスもステージ演出も本当に素晴らしくて満足できるライブだったのは事実だ。