Animelo Summer Live 2015 -THE GATE- 1日目 埼玉スーパーアリーナ

今年も3日間連続参加予定。気分的にも結構入れ込んでいたり。
以前はこんな事は無かった。アニサマの様なアニソンフェスはアニソンアーティストのものであり、それはただ楽しむ為だけのモノであり、それはアニメ本編を最重視するアニオタとしては二の次のイベントだと思っていた。出来れば参加する、その程度の感覚だった。
しかし、最近はアーティスト声優が多数参加し、アニメ本編を意識した演出も増え、ここでしか味わえないアニメの醍醐味が増してきていて無視できるイベントでは無くなった。こうなると思い入れも強くなる。
初日の今日の一番のお目当ては、井口裕香アイマスもμ'sも居るが、その辺りのファンは他に大勢いるのだから任せておけばよいw。何と言ってもここはSSA、伝説の声優ユニットRO-KYU-BU!が辿り着いた場所だ。そこにそのメンバーの一人である井口裕香が帰ってくるのだから、こればかりは第一に考えざるを得ない。
井口裕香については、さらに伝説の声優ユニットG.G.F.の最終公演を見届けたという思いがある。コンテンツにかかるアイドル声優ユニットに参加し続けてこの場所まで辿り着いた彼女には、アニオタとしてより深い想い入れがある。彼女の様な存在こそを尊く思う。
ゆかちならば、きっとこのSSAでRO-KYU-BU!楽曲を歌ってくれると信じ、RO-KYU-BU!ゆかちユニフォームを着こんで参加。そして、その望みはしっかりと叶えてくれた。Rayとのデュエットで二期ED「ろりろり」を。いやあ、トロッコで近くに来てくれた時にはヤバかったw。
実際のところ、既に唯ちゃんはアニサマ常連だし、ひよっちも参加経験あり、ざーさんも体さえ空けば資格は十分だろう。後はちゃんりな。彼女がひょっこり顔を出せばRO-KYU-BU!の復活は十分考えられる。来年こそはその夢が叶って欲しいと願ってやまない。
次に思い入れのある存在といえば、メロキュア。いやはや10年を超えてこんな大舞台でメロキュアを見る事になるなんて思いもよらなかった。
岡崎律子が亡くなった時には「アニオタの死」と言っても良いくらい落ち込んだものだ。そのくらい彼女をアニメ作品の解釈者、表現者として尊敬していた。このブログ自体も彼女の楽曲の解説をどこかに残したいからこそ始めたと言っても良いくらい。
それからもう10年が過ぎ、今、このステージで誰もいないマイクスタンドから岡崎律子の歌声が流れる様子を見る。深い感慨が湧き上がってはくるが、悲しみの感情は随分と薄れている。それは、時の流れとして決して悪い事では無いだろう。
そして、この日のもう一人のお目当ては鈴木このみ。彼女については、アニソンアーティストとしては他の誰よりも気にかけていると言って良い。アニソン表現者として、卓越した才能と楽曲へののめりこみ度。その上での若さから来る可能性。全てにおいてワクワクさせてくれる存在だ。関西中心の活躍でなかなか直接応援する機会を得てないので、このような機会にこそ応援したい。
その他、シュタゲやチャイカでキャラ達の声の出演があったり、μ’sとアイマスの交流があったりと、アニメ色がより濃い感じだったのも良かった。昨年あって今年無かったはずの艦これコーナーも、西沢幸奏の登場で形作られていたし。
アーティスト色が薄くなり、その分アニメ色が強く、好みのフェスになってくれているのは嬉しい限り。この流れは今後とも続けていって欲しいところだ。

Animelo Summer Live 2014 -ONENESS- 8.29 [Blu-ray]

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