Animelo Summer Live 2015 -THE GATE- 3日目 埼玉スーパーアリーナ

この日異彩を放ったのは、てさぷるんとRhodanthe*だろう。昨日のごらく部は元々認知があるし、さらにはE組も男女に認知される作品の企画ものとして認められるはず。けれども、てさぷるんやRhodanthe*などは、ある意味コア萌え作品の中だけで活動している存在として、今まで、なかなかこういった広い場所での活動は出来なかった。一つくらいならばまだしも二つもこういった存在が居て楽曲をしっかり歌うというのは、アニサマのアニメ色がより強く成った証拠と言える。この構成は本当に嬉しかった。
Rhodanthe*なぞは声優発表の時からみているので思い入れも深い。きんモザで出会った今までいま一つ脚光を浴び切れて無かった実力派4人としっかり者のなお坊の5人。それが作品を超えるくらいにユニットとしてのまとまりを見せ、そして今このSSAで歌う姿をみるのは、やはり感動するよ。
前半はアイドル声優のオンパレード。てさぷるんもアイドル声優がごっそり揃って居るし、その次のTrySailも第二期みゅーれとして期待の存在だ。
そして、小倉唯内田真礼新田恵海大橋彩香と4人娘が立て続けの流れ。この後には絶対この四人のコラボがあるものだと期待しちゃったよw。ひだまりスケッチとかやって欲しかったなあw。
前半のトリはみのりんが。彼女にもオオトリの資格は十分あるとは思うのだけれども、やはり今の勢いという点においては少し大人しめなのでこれは仕方ないのかな。
後半トップはゆいかおり小倉唯としてはソロで2曲歌い、そしてここでも2曲。アイドルアニメコンテンツ声優が膨大な量出てくるその奔流の中、純粋なアイドル声優としてこれだけの輝きを放ち続けている彼女達を見るにつけ、本当に凄いと感心する。いや、もう、彼女達二人をデュオアイドルに据えたアニメ企画作って売り出すべきだよ。企画と楽曲をセットで売り出して欲しい。何かよい原作は無いものか。
そして、コンテンツの方はいま一つながらも、本人たちの実力で人気をもぎ取っているWUG。2年連続で出られたのも彼女達の努力あればこそだろう。コンテンツのタイムリミットはもう目の前だ。その間に未来への展望を見出して欲しいものだ。
この日の目玉はジョジョだったかも知れない。このステージはジョジョイベントでしか見られなかったものをこのアニサマに持ってきてくれたと言える。これは本当にありがたかった。最も燃えた。
そしてGRANRODEOで〆。ただ、GRANRODEOこそがある意味最も今のアニソンでは無い、アーティストとして勢いのある楽曲をここに持ってくるということに。彼らもオオトリを意識してたのか、誰もが楽しむべきフェスなのに半裸の女並べたりして最後の最後でアニサマの良さが少しそれてしまった感は否めなかった。
ここでの感想では女性声優アーティストばかりについてばかり書いているけれども、実際にはアニソンアーティストの楽曲も嬉しいもの。この第11回のゲートで、よりアニメに寄り添った新たなアニソンフェスになっていたように思う。この路線は引き継いでいって欲しいし、より魅力的な演出を期待したいものだ。

Animelo Summer Live 2014 -ONENESS- 8.31 [Blu-ray]

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