NANA MIZUKI LIVE MUSEUM×UNIVERSE

NANA MIZUKI LIVE MUSEUM×UNIVERSE [DVD]

NANA MIZUKI LIVE MUSEUM×UNIVERSE [DVD]

何と言うか、フラゲ。一応アラートは解除されました。ふう。(謎)
まあ、とにかくボリュームが凄い。二つのライブを、それも、単体でさえかなりのボリュームだったものをパッケージしてしまうのだから、こうなるのは当然だろう。それも、まだ全部見きれてないが、本当にほぼノーカットの様だ。
実際の所、ツアーであったUNIVERSEについては、最後のパシフィコ横浜のを捨てて日比谷の野音を選んでいるのだから、これでも足りないくらいの素材があるのだろうが。
日比谷野音UNIVERSEについては、やはり野外、それも真夏と言う事もあり、歌を歌うコンディションとしてはあまりよくない。と言う事もあってか、決して水樹奈々の声の出来は完全ではなかったのだが(対してパシフィコ横浜の時の声は最高だった。つくづく勿体無い。後で出さないのかな。)、けれどもそれを差し引いて余りあるライブ映像なのは確か。
冒頭は素っ気無く始まるが、それが時がたつにつれて夕闇につつまれ、会場全体がライトの光と夜の闇で彩られていく様は、凄く良い雰囲気。まるで会場から湧き上がる熱気が映像の中に映りこんでいるようで、その時の会場の雰囲気を思い出させてくれる。権威ある場所でもあるし、感慨深く見てしまう。改めて考えてみると、野音でへそ出しルック、メイド服か…、水樹奈々やるなあ。
対してMUSEUMの方は、観客の勢いが凄い。しっかり計算していたであろうカメラワークが根底から揺らぎかねない、観客のジャンプの地響きがそれを証明している。望遠カメラの悪戦苦闘ぶりがとても良く分かる。こうなってくると、ある意味、「水樹奈々ライブ」というノンフィクション映像の様だ。観客の声のボリュームも幾分大きめだし、サイリュームの色の転換シーンもフォローしたりと、水樹奈々自身がコメンタリ―で言っているとおり、「観客もキャストの一部」という事をかなり意識した演出になっている。実際の所、ホール内なので舞台演出もかなりしっかりとしていて、ステージ自体としての見応えも充分ある。水樹奈々自身のコンディションも万全だった様だ。色々な点でボリューム満点の映像だ。
まだ全部見てないし、コメンタリーもある。これから大いに楽しもう。