「アイマスZI」と「なのはSS」の設定があまりにも似ている件について

以前、アイマスZIとなのはSSを比較した事がある。

その中で両作品の設定の共通点について幾つかあげてみた。

  • 部隊は世界の危機を救う先鋭集団。
  • 主人公は田舎出身で新人隊員。
  • 先輩にはエリートが揃っている。
  • しかし主人公が次期エースと嘱望され最前線要員に。
  • 主人公には幼い頃のトラウマがある。
  • 気負いすぎて失敗する事も。
  • 部隊には色々と謎があるらしい。
  • さらに想定外の敵も登場して状況は混迷。

この辺りの共通点は、この二つの作品が「戦隊物」の「新人隊員」物だからある程度当然と思っていた。
しかし、その後、それだけでは説明の付かない沢山の共通点が登場してきたのには少し驚いた。
そんな、新たに出てきた共通点を上げてみる。

  • 物語の発端に関係する人造人間的な姉妹。
  • その姉妹は後に敵味方に分かれて戦う羽目に。
  • 主人公の一番心許している存在が敵に操られて戦う羽目に。
  • 潜入工作員にいいようにやられて、味方の勢力激減。
  • 直属の上司が主人公部隊の行動を制限し、逆らって行動する羽目に。
  • 上司の最高権威はサウンドオンリー達。
  • サウンドオンリー達は主人公部隊をコマとして扱い、煙たく思ってる。
  • サウンドオンリー達は裏工作だけは達者だが、敵の手にかかりあっけなく絶命。
  • ナンバーで呼ばれるようなキャラが出てくる。(ナンバーズ≒七草)
  • 敵の黒幕は、暴走している科学者。
  • その目的は、自分を認めさせたり、世界を破壊する事。(w)
  • 敵のアジトは地下に埋もれていたものが宙に浮かぶ船になる。
  • その船の形は鋭角3角形のデストロイヤー(SW)似。
  • 同型の無人兵器が飛び交う中、ただ一騎で戦う味方。
  • 大量破壊兵器が宇宙空間から地表を照射目標にし、カウントダウンに入る。
  • 全てを破壊しつくすほどの力をもつピンク色の光の束。

・・・探せばまだまだあるように思う。
魔法少女物とロボット物、信頼の物語と裏切りの物語と、物語の大枠や細かい設定などには違いはあるけれども、ストーリー展開そのものや映像イメージ、それに関わる重要な設定に酷似している部分がかなりある。
これは、どちらかがどちらかの設定を盗作した・・・という訳ではないだろうw。
たぶん、両作品が求める「物語の密度」のようなものが似ているからではないだろうか。
視聴者に与える物語の密度、キャラの関連性、展開の速度、世界観のリアルさなどは、安定した作品を目指そうとすればするほど平均値を求め、似たような設定が生じてくるのかもしれない。
ただ、それが面白さも同レベルにするのかというと、それはそれで別だろうが。w
さて、最終的にどちらが面白いかな?