Minori Chihara Live Tour 2011 〜Key for Defection〜 Zepp Tokyo

実はこのツアー、初日のZepp Sendaiに行っている。その約一ヶ月後、あの震災があった。市街地でも被害があったというし、何度か出向いた先がそんなことになったかと思うと、なんともやり切れない気分だ。本当に日常の大切さを実感してしまう。
この東京公演も結局延期して、この日の開催となった。ほとんど同じセットリストだったけれども、なんだかまるで違う構成のように感じてしまう。それは、私自身あの震災を通して、どこか価値観が変わった部分があるからだろう。
今回のツアーのコンセプトは、ライブハウスツアーという事もあり、おそらく「よりアグレッシブに」という事では無いかと思う。実際の所、前回のSALツアーも相当にアグレッシブではあったけれども、それでもまだ大人しめの部分があった。今回、大人しい部分はアコースティックパートの二曲、後はウェディングソング「ひとりにひとつの永遠」くらいに抑えて、それ以外のほとんどが攻め系。どれもが飛んだり跳ねたり出来る曲ばかりで、ライブハウスという自由な空間で楽しめるライブになっている。
ただ、ここに来て一つの問題が(^^;。今までホールコンサートが多めだったからか、ライブハウスの「しきたり」に慣れて居ない者が多数。割り込みは当然マナー違反だけれども、ライブハウスで前に詰めないのも充分マナー違反。だって誰もが少しでも前に行きたいのだし、実際に会場に入れず後ろがぎゅうぎゅうだったりする。前の人の背中に触るか触らないかくらいに陣取って、割り込みも拒否するべき。興奮する為の場所なのだから、軽いモッシュはあって当然。逆に、隙間を開けている以上割り込みを拒否する根拠は無い。そんなだから、オタ芸とか平気でする者が前に行ったり合流したりして調子づいてしまい、場の空気も悪くなっている事があった。
新しいファンが入ってきているのは頼もしいかぎりだけれども、少し客観的態度だったり、逆にKYだったりが多めになってきているのが残念でもある。

1. Defection
2. raison pour la saison
3. 覚醒フィラメント
4. FUTURE STAR
5. Melty tale storage
6. Last Arden
7. 蒼い孤島
8. 不確定性原理
9. 輪舞-revolution
10. Final Moratorium
11. KEY FOR LIFE
12. Happy Kaleidoscope
13. too late? not late...
14. 雨音のベール
15. 花束
16. ひとりにひとつの永遠
17. 雨上がりの花よ咲け
18. Best mark smile
19. Lush march!!
20. Freedom Dreamer
EN
21. 君がくれたあの日
22. Paradise Lost -at next nest-
23. 純白サンクチュアリィ

KEY FOR LIFE

KEY FOR LIFE

Defection

Defection