これは凄い。戦姫絶唱シンフォギア

・・・まいった。誰だ、こんなバカなアニメ考えたのは!!(爆笑)←(注)褒めてます。
いや、アニメとしては「最悪」の出来だと思うよ、これは。
ノイズという災害?が発生していて人々もそれを認識しているのに、何のリアクションも無い社会・・・絶対ありえない。
どうやらほぼ唯一の対抗手段である少女が普通に学校生活をしていて、惨状となる現場にも遅れてしまう・・・危機管理体制は頭大丈夫か?
少女達は歌うことでノイズに対抗できるらしい・・・けど、全然説明なしでキャラが死んだり、新たなヒロインが生まれたり・・・つーか、歌いながら戦う姿は、やはり笑いを誘う。
最近の流行を、取ってつけたように取り入れたかのような、カットイン演出。
シリアス展開にまるで対応出来ない、ややもすれば同人アニメかと思ってしまう、アニメキャラとしてありきたりなキャラデザ。
で、極め付きは、最後にヒロインが、「諸君 私は戦争が好きだ!」になってしまう!!
もう、大爆笑するしかない。
・・・いやもう、歌と少女と戦争という「売れ線ならばこれだ!」という安易な企画の中に、ありとあらゆる要素をぶち込んで、徹底的にバランスを崩している作品、と言えるだろう。
けど、それがいい!もう、最高。
結局、今のアニメ界では、売れる事だけしか考えていない。「何が売れるか」というデータやら実績やらだけを指針に作品を作っている。そのため、このようなサービス過剰な、いびつな作品も生まれてくるのだろう。
けど、それは受け手の気持ちを如何にして汲もうかとした結果なんだよね。それはちゃんと理解してあげたい。まあ、「バカにするな」という気持ちも湧いてくるけれども。しかし、その狂乱の踊りのような形振り構わないやり口は、一つのエンターティメントにまで昇華していれば、良しとしたい。
だって、これだけ大爆笑させてくれるんだもん。充分エンターティメントでしょう。
さて、次回以降も、こんな濃い展開を見せてくれるのかな。ワクワクしてしまう。
・・・
ところで、やはり、この作品の大きな魅力は、アイドル声優だろう。声優オタとしても見所満載。
かつて伝説的なCD売り上げをした高山みなみが先達として斃れ、その後、水樹奈々が一人で世界を救っている、とか。で、なぜヒロイン声優は碧ちゃんなのかなw。普通に考えたら、高垣が水樹に並ぶ存在として出てきて盛り上がることろなのに。なんだか、碧ちゃんが、次のアワード受賞者として野望に燃えているところとダブってしまう。(注:妄想です。)
いっそ、今オリジナルソングを持っているアイドル声優、例えば堀江とか田村とか茅原とかをバンバンだして、歌で競い合ったり、歌って散っていったりとか、とんでもない展開を見せてくれたら、神アニメ確定だろう。やって欲しいなあ。

戦姫絶唱シンフォギア キャラクターソング1 ツヴァイウィング

戦姫絶唱シンフォギア キャラクターソング1 ツヴァイウィング