ソードアート・オンライン 第3話

どうも認識が逆だったみたい。
原作を多く詰め込みたい。だから外伝とかもどんどん入れる。けど、どうしても時間が足りないから、省けるところは省く。・・・みたいな感じで来ているのか。
ただ、省ける所と認識している部分が問題。やはり、判断の肝となる部分はある訳で、それが少し複雑な設定だから省く、とかしているとなんだか全然分らなくなる。特に情報の足りなさは、戦闘シーンの面白さを減らすし、下手をするとキャラが間抜けにしか見えなくなる。
特に問題なのが、原作で、キャラの判断において最も重要な事をモノローグで語っている部分などが、まるっきり端折られているということ。キャラのセリフじゃないから、アニメでもセリフ無くて良いよね、とかはまるで駄目だ。アニメ化ではどうしても原作を直さなくてはいけない、最も処理の難しい部分なのだけれども。
有る意味、ストイックなまでに原作どおりにアニメで動かそうとか思って、このような映像にしているのかもしれない。
しかし、原作が表現しきれていなければ、それはやはり駄目だろう。原作を知っていて補完できるからと言って、楽しくなるわけでも無い。
原作のイメージが強い作品のアニメ化って、やはり難しいなあ。