声オタとしての、声優の黒歴史に対する態度について　チラシの裏

声優

実にくだらないことだけれども、最近はアイドル声優に対して、スキャンダルとかの雑音が多い。
はっきり言ってどうでも良いと思いたいのだけれども、実際には、声優に対する思い入れが人一倍ある声優オタクとして、そういった雑音をどう考えるべきかということを、心の中で決めていたりもする。何か物を書く際、一々思い返して確認するのも手間なので、ここでその考えを書いておきたい。

まず、よく噂で出る「枕営業」について。
これについては、実際にあるらしいという話は聞く。あってもおかしくないだろう。しかし、もし誰かにこの噂が出たとしても、基本的に、本人からの告白以外は信じない。
なぜなら、その行為自体が不正であり、その証拠が表に出る事はほぼありえないから。証拠の無い噂は、それがどんなに信憑性の高いものであったとしても、信じないのが鉄則だ。
ただ、もし本物の証拠が出てしまって事実とされてしまえば、その時はかなり残念に思うだろう。この行為は作品の質を無視するものであり、アニオタとしては許したくは無い行いだから。

  • 「恋愛スキャンダル」は、興味を持たない

次に、所謂恋愛スキャンダル。つまり、誰かと付き合っているとか、モトカレとの映像が出たとか。
これについては、証拠が出たとか出ないとかは関係なく、もとから興味が無い。
声優にもプライベートが有るのだから、もっと静かにさせておいて欲しいとすら思う。アイドル声優ともなると、自身のプライベートを切り売りしている部分も多いのだから、本当のプライベートくらい自由にしておいてあげたい。
まあ、あまりに奔放で、例えば不倫とかだと、その品性に疑問を持たざるを得ないけれども、それは、その声優に対して中学生の恋愛感情のようなピュアな想いをもっていたりしない限り（たまには一時的にそんな想いを持ってしまう時もあるｗ）、受け取り方に影響は出ないだろう。つまり、ほぼ関係ない。逆に、声優も役者なのだから、それくらい人生経験を積んでいてくれる方が頼もしいと感じるかも。
ただ、アイドル声優はやはり受け手から求められているものは擬似恋愛だから、そのスキャンダルが影響して人気が落ちてしまう事が往々にしてあるので、それだけが残念に思う。

  • 「失敗」は、愛でる

そして、他に黒歴史と言われるものが有るとすると、本人のポカ。
これについては、誰しも失敗はあるのだから、こちらの心情的には、なんら影響しない。
もちろん、それが不誠実な行為だったりすると、少しは思うところもあるけれども、それだって、その時の声優個人の心理状態で何をしてもおかしくない。それが積み重なっていけば、その人の性格がそうなのだろうと思う時もあるかも知れないけれども、一二回の失敗程度では、なんとも思えない。少しくらい失敗する方が、私のようなめちゃくちゃ不完全な人間にとって、共感できるくらいだｗ。
で、これらをまとめて結論を言うと、犯罪を犯して立証されたくらいの黒歴史じゃない限り、ほとんどの場合影響しない、ということになる。
これって、早い話、声優だからといって、普通の人となんら受け取り方に違いを持ちたくない、ということ。いや逆に、声優という特殊な職業についている人達なのだから、普通の人よりもその存在を幅広く受け入れたいとすら思っている。
声オタとして、一個の人間である声優を幅広く受け入れて行きたいと思っている、ということだ。