アイカツとラブライブの熱い展開が素晴らしい

アニメ視聴環境が決壊してるよ(T_T)。前期アニメの最終回に辿り着いて無いものに加えて、今期の一話も全部見きれてない始末。やっと8割程度。これはいかん。
そんな中、アイカツラブライブだけは真っ先に見ている。
アイカツは、これはもう今まで貯めていた力が爆発したみたいに、新展開が面白くて仕方が無い。新アイドル育成展開として、先の見えない新たなキャラがどんどん出てくる。アイドルの勢力図そのものも大きく様変わりしてる。
そして、こうやって新たな展開、キャラが出てくるからこそ、その展開の中で作り手の考えている「アイドルとは何か」という本質が見えてくる。その本質が振れずに、より深化している様に感じられるのが、アイカツの凄いところ。もう、その本質を見据えた展開に心が震える。ワグはこれを見習え、と言いたいくらい。
そしてラブライブ。これもまた、素晴らしい。
たった1クール、前作の物語がたった1クールでしかないというのに、その続きとなる今回の物語の熟成度が半端無い。
これはやはり作品の密度という他ない。ラブライブは、アニメが始まるまではそれほど注目されていたコンテンツでは無かった。アニメ化が発表されてもイベントに集まるファンはそう多くなかった。しかし、それがアニメ放映直前くらいから一気に注目が集まり、アニメの出来に合わせて爆発的にヒットした。その後の怒涛の展開はアニオタなら誰もが知るところ。
そうなると、物語に集まるエネルギーは膨大なものになる。テレビアニメに加えて、誌面とか、マンガとか、ドラマCDとか。決して全てが繋がっていなくても、それぞれの世界でキャラ設定が積み重なって、ラブライブの世界そのものが、まるで有機物のように濃密に構築されている。そうなった時の作品はとても「強い」。
作り手も、その強さを理解しているからか、作り方に妥協が無い。普通はしない超絶展開をどんどん織り込んでくる。ミュージカルとか。そしてさらに密度が濃くなるという好循環が生まれている。
アイカツラブライブというアイドルアニメ二作品には、魅了されっぱなし。この怒涛の展開を今後とも期待したいものだ。