コミケ88二日目 東京ビックサイト

最近では「コミケ的な買い物」が年がら年じゅうビックサイトの外にも溢れていて、コミュニケーションの場という認識の無いぼっちオタクとしては、参加する理由が薄れつつある。けれども、やはりこの場の雰囲気を知ることは、オタク業界の様子を知る貴重な機会でもあるわけで、少しだけでも足を運んでおきたくなる。
企業ブースに行ってみて思うことは、オタクの買い物の質が結構変わったということ。以前はCDなどの音源や抱き枕やTシャツなどの布ものなど、キャラ物が多かったのに、最近では設定資料集みたいな地味な物が多く売られ、実際に売れていたりする。以前からそういうものが好きだった者にとってはありがたくもあり、売り切れも目の当たりにするので残念にも思う。
そして、参加してる人達もやはり随分変わってきてる。全体的に若返ってきて、むさ苦しさも以前より薄れている様に思う。これはここ数年で特に感じている事。常々これは過渡期でありそれが完了する頃にはより世間に認識される事なのだろうと思っていたけれども、最近はその世間の認識も広がりつつあるだろう。リア充オタクとかの言葉とともに。
参加人数は減ってないし、若しくはこれからも増加傾向にあるかもしれないけれども、コミケというものの、その質の部分は変化していくという事なのだろう。