フラクタル 第1話

見ていて、リスペクトはどこまでが許されるのか、という意識が頭を駆け巡ってしまう。設定は「地球へ」で人物は「ラピュタ」。四半世紀以上前の大作・名作を料理し現代の名作の地位に掲げたいという意識が、明らかに見て取れる。一回りすれば新鮮かもしれないし、内容も丁寧なので、悪い作品とは思えない。面白いとは思う。しかし、何かもう一つ、キャラ作りなどで新鮮味が欲しかった。今後、世界設定などで、単に理屈だけでない面白さを見せてくれたりすると良いのだが。