これからは「ステ萌え」で行きたい 〜お願いだから、ほっといてw〜

  • GJ部はなぜここまで話題になったんだろうという話

http://blog.livedoor.jp/uritwi/archives/25445738.html
この記事を読んで、衝撃を受けた。「あー、やはり話題になっちゃってたんだ」もう、なんというか、残念極まりない。
この記事は、二つの意味で間違っている事がある。
一つは、「GJ部」は、ダメな萌えアニメではなくて、極上の萌えアニメである、ということ。全く、これを良いと思えないなんて、どうかしている。
そしてもう一つは、自身が良いとも思えないのに、世間で話題になったからといって、わざわざ取り上げていること。「お願いだから、ほっといて」と言いたい。
ここで、私自身が記事を書くと同類になってしまうのだけれども、好きな作品を他人に理解もされず取り扱われている状況がなんとも我慢がならないので、あえて書く。ほんと、しょうもない。
アニメGJ部は面白い。萌える。それも極上の萌えだ。なぜ、それがわからないのだろう。
「ネタが地味」とか「ひねりが無い」とか「派手さが無い」「幼稚」「勃たない」などなど、色々否定しているけれども、一体萌えアニメに何を求めているのか。そんなものは、萌えアニメに一つも必要ない。
この記事で少しだけ良い点は、萌えオタ自身が女性化を望んでいる的な落としをしているところだけれども、それって「けいおん」の時にさんざん言われていることだし、別に「GJ部」であえて取り上げる論でもない。そんな特殊な思考を持たなくても、萌えるものは萌える。
・・・萌えって、刺激じゃないんだよ。あえて言うならば「癒し」が近い。刺激ならば18禁エロで得ればよい。それとは別方向の異性的な快楽が「萌え」であり、それは物語的な面白さとか、特徴的なキャラ設定とかとは、実は直接関係がない。
だって、自分の彼女に「もっと刺激が欲しい」とか思うもの?ただ、そこにいてくれるだけで良いでしょ。
「GJ部」は凄いよ。舞台をほぼ「部室の中」に限定して、あらゆる要素をそぎ落として、ただただ萌えシチュエーションだけを提示している。その設定や内容も、ど定番といえるものをこれでもかというくらい盛り込んでいる。
これこそ、「萌えアニメの極致」と言えるほど、凄い作品だ。
なぜ、今まで話題になっていなかったのか疑問に思っているみたいだけれども、やはり、「判っている」人は、判ってない人達にこの作品が侵されるのが嫌だったんじゃないのかな。こんな記事みたいに。
いいんだよ。判ってないならば、そのままで。誰も話題にして欲しいとか頼んでない。萌えって本来一人で楽しむオタクの快楽であり、みんなでワイワイ騒ぐものじゃない。いや、同好の士は欲しいけれども、それ以外が入ってきて、企業的な売り上げがどうだとか、社会的な価値がこうだとか、色々言われたくない。今の御時世、全然興味が無くても、金儲けで寄ってくる個人ネットダフ屋がゴマンといる。もう、気分が悪い。
これからの萌えオタは、「ステマ」ならぬ「ステ萌え」で行きたいよね。マーケティングなんてくそくらえ。萌えは個人で得るもの。人が萌えているから、自分も萌えてみるとか、本末転倒。萌えは、人知れずひっそりと、楽しみたい。
もしその作品を見て、萌えない、面白くないと思ったのならば、本当に「ほっといて」と言いたいよ。
・・・
ちょっと誇張しすぎw?
本来世間に向けて発するべきではない自分勝手な意見だとは理解している。だって、作品が本当に評価されないと、次に続かなくて、結果自身の楽しみも減るのだから。
元の記事書いた人にも申し訳ない。
けれども、この考えそのものは「本心」w。身勝手ながらも、本心ではこう思わざるを得ない。萌えオタの業だよね。

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